なぜわきがが発生するのか
自分がわきがではないかと気にする人は多い。特に、夏場になると露出が多くなり、脇の下をさらすことが多いので、なおさら気になってしまうに違いない。独特なにおいを放つわきが。なぜ、わきがが発生するのであろうか。
人間には汗をかくというシステムが備わっている。それは体温調節をするための、人間が生きていくには不可欠な行為である。この汗を出すところを汗腺と呼ぶ。
汗腺には2種類存在する。アポクリン汗腺とエクリン汗腺である。基本、汗はエクリン汗腺から出るが、アポクリン汗腺から出る場合がある。このアポクリン汗腺から出る汗がわきがの原因になる。
しかし、アポクリン腺がどのようににおいを発生しているかのメカニズムは詳細は解明されていない。アポクリン腺から発生する汗ににおいがあるという説と分泌物自体は無臭であり、脂肪分やエクリン腺から分泌された汗と混ざってにおいを発生させるという説がある。いずれにしろ、アポクリン腺が発達している人が、わきがに悩まされるケースが多いようである。
また、わきがは遺伝すると言われる。日本人のわきがの発生率は10パーセント程度であるが、黒人の90パーセント以上、欧米の70パーセントの割合を占めている。それゆえ、日本人はわきがに悩まされる傾向にある。わきががマイノリティであるためである。それに加え、二次性長期でアポクリン腺が発達するため、思春期の子にとって大きな悩みとなる。
わきがを解決するためには、アポクリン腺が重要な鍵となる。