ワキガと多汗症は違う
欧米ではワキガは決して珍しいものではありません。むしろワキガを発症している人の方が多いくらいで、セックスアピールとして使用されることまであります。
欧米で嫌われてしまうのは、ワキガではなくむしろ多汗症の人です。多汗症とワキガは別物で、多汗症とは汗を多くかいてしまうもの、ワキガとは腋臭症と言い、ワキの下のアポクリン汗腺と雑菌や皮脂が混ざり合い、きついニオイを発生させるものです。
多汗症の場合、アポクリン汗腺から汗をかくわけではなく、エクリン汗腺から汗をかくことになります。エクリン汗腺からかく汗は無臭ですから、エクリン汗腺から分泌された汗だけでワキガのニオイの原因になることはまずありません。
しかし、アポクリン汗腺と皮脂腺から出る分泌液にエクリン腺から分泌された汗が混ざってしまうと、ニオイはわき全体へと広がり、ワキガ独特の嫌なニオイを発生させてしまいます。
上記のことより、多汗症はワキガを促進する作用があるとされており、治療も一緒に行った方がより効果が上がるとされています。特に、ワキガ体質を持った人は多汗症を発症しやすい為、同時の治療が必要になってきます。
中には、汗をかきやすいというだけだったのに、ワキガへと進展してしまったという人もいます。それは汗を多くかいてしまう為に、アポクリン腺や皮脂腺から分泌された腋と汗とが混ざり合って嫌なニオイの原因となる為です。
現在多汗症で悩んでいるという人は、ワキガになる可能性も視野に入れておいた方がよいでしょう。